かっとです。
最近私の近しい範囲で数件メタマスクなどのホットウォレットでハッキングの被害が出ております。
そこでハードウェアウォレットを導入する事にしました。
SafePal(セーフパル)の『SafePal S1』は2023年1月現在、49.99ドルと安価で初期設定も簡単だったのでその使い方を共有、解説したいと思います。
目次
SafePal(セーフパル)とは
SafePal(セーフパル)とは、仮想通貨(暗号資産)ウォレットを提供しているプロジェクトの総称でありウォレットの名称です。
SafePal(セーフパル)ウォレットは2種類あります。
- ホットウォレット(ソフトウェアウォレット)
- ハードウェアウォレット『SafePal S1』
ホットウォレットはスマホにアプリをインストールして使用します。
ハードウェアウォレット『SafePal S1』はそのホットウォレットに連携させて使用します。
ホットウォレットのSafePal(セーフパル)アプリは単体で使う事も出来ますが、前段の通りそれだけではハッキングの危険があります。
そのためハードウェアウォレットとの連携を私は推奨しています。
連携させればオフラインでニーモニックフレーズとハード(実機)を盗まれない限り、仕組み的にオンラインでのハッキングを限りなく回避出来るでしょう。
SafePal(セーフパル)は公式から!
『SafePal S1』はamazonやメルカリなどでも新品として売られていますが購入は止めといた方が良いでしょう。
まがい物であったり、購入したものが実は中古で細工されていたりする事例があるようです。
せっかくセキュリティを強化しようとしているのにそれでは本末転倒。(>_<)
SafePal(セーフパル)アプリのインストールやハードの購入は必ず公式から!
『SafePal S1』の購入について
ハードウェアウォレットの『SafePal S1』はクレジットカード、もしくは暗号資産(仮想通貨)で購入する事が出来ます。
価格は2023年1月現在、1個49.99ドルで2個買うと送料無料となります。
因みに私は送料無料云々の前に予備として欲しかったので2個購入しました。
直ぐ手元に欲しい!という方は追加25ドルで速達を選べます。
話しでは2、3日で届くようですね。
私は通常配達にしたんですが1週間で届きました。
『SafePal S1』の付属品
- 『SafePal S1』本体
- USB(Type-C)充電用 ←※分かりづらいですが箱の中に引き出しあります。
- 説明書QRコードのカード
- アプリインストールQRコードのカード
- ニーモニックフレーズのメモカード3枚
- ステッカー2枚
- クロス
『SafePal S1』の初期設定方法
ホットウォレットのSafePal(セーフパル)アプリを既に使っているという人もこれから初めてインストールする人もやり方は同じです。
電源は『SafePal S1』本体横にあるボタンを長押し。
使い方はゲームのコントローラーと同じ感覚で、上下左右はそのままの意味で、真ん中のボタンが決定ボタンです。
では見ていきましょう。
次とOKが現れたら決定ボタンを押して進めて下さい。
①日本語を選択。
②『SafePal S1』に表示されたQRコードをスマホのカメラで読み取る。
次
③『SafePal S1』に表示された6桁の数字をスマホの画面に入力する。
次
④『SafePal S1』のカメラが起動するので今度はスマホのQRコードを読み取る。
OK
提出する(これも決定ボタンを押す)
OK
⑤ウォレットを作成を選択する。
⑥今すぐ作成を選択する。
⑦24、12、18のどれか選ぶ。
これはニーモニックフレーズの単語の数の事で、多いとメモが大変だけど少ないのもセキュリティがなんか不安..という事で私は24を選びました。(12でもセキュリティ変わらないかもですが一応)
⑧ニーモニックフレーズを付属のメモカードにメモする。
※復元時に必要なので確実に保管しよう!スクショなどデバイス保存NG!
OK
次
⑨メモしたニーモニックフレーズを全て順番通りに選択する。
⑩OKを選択。
⑪自分で考えた6桁~12桁のPINコードを入力する。
※メモカードなどに書き記して確実に保管しておこう!スクショなどデバイス保存NG!
OK
⑫ウォレットの名前を入力する。(任意)
OK
『SafePal S1』の初期設定は以上になります。
次はSafePal(セーフパル)アプリとの連携ですね。
S1本体の紛失、故障などで復元が必要になった場合の詳しい解説は、こちらのYouTube動画が参考になりました。
→【SafePal】ハードウェアウォレットS1の使い方(バックアップと送受金)【セーフパル】(by Crypto Times)
では、今の時点でSafePal(セーフパル)アプリがスマホに無い方はこのタイミングでダウンロードしときましょう。
以下の画面までアプリを進めたら本記事の次の見出しの③へ。
SafePal(セーフパル)アプリとの連携方法
SafePal(セーフパル)アプリを今ダウンロードした方は③から進めて下さい。
既に持っている方は①から。
①ウォレット名を選択。
②ウォレットを追加を選択。
③ハードウェアウォレットを選択。
次
次
④パスワードを求められた場合はSafePal(セーフパル)アプリで決めたパスワードを入力。
⑤『SafePal S1』のスキャンを使ってスマホに表示されたQRコードを読み取る。
⑥OKを選択。
⑦先ほど『SafePal S1』側で決めたPINコードを入力する。
次(アプリのスキャンが作動)
⑧『SafePal S1』に動的QRコードが表示されるのでアプリで読み取る。
⑨Join Nowを選択する。
おめでとうございます!
全ての設定と連携は終わりました(^^♪
おわり
試しにハードウェアウォレットを連携させたSafePal(セーフパル)のトークンを外部に送金しようとしてみて下さい。
『SafePal S1』の署名が求められるはずです。
ハッカーはオンラインで我々のパスワードを知りえたとしても連携させた『SafePal S1』が手元に無いので取引を完了させることが出来ません。
これで理論上オンラインでのハッキングリスクを限りなく下げられました。
しかしやたらめったらマイナーなDEXに接続したり変なリンクを踏みまくったりするのは危険と思うので私は長期保管用として使います。
後はリアルでフレーズと実機の保管を確実にしてもらえればと思います。
暗号資産の管理について一人でも多くセキュリティの大事さが伝われば幸いです。
最後までありがとうございました。